【大阪・関西万博】[37]ブラジル館でリオグランデ・ド・スル州と滋賀県の提携を祝うイベント開催

Photo:O-DAN
9月26日、ブラジル貿易投資振興庁(ApexBrasil)が運営するブラジル館において、リオグランデ・ド・スル州と滋賀県の提携45周年を祝うイベントが開催される。
本イベントでは、両県州の概要や姉妹交流の歴史を紹介する映像の上映に加え、パネル展示が行われる予定だ。
会場でアンケートに協力した先着500名には、リオグランデ・ド・スル州で古くから親しまれてきたマテ茶と、滋賀県の特産品である「近江の茶」が提供される。
マテ茶は南米で広く飲まれているお茶であり、とりわけリオグランデ・ド・スル州では生活や文化に深く根付いている。
家庭や公園で気軽に楽しまれ、仲間と回し飲みをする習慣は、人々の絆やおもてなしの心を象徴している。
一方、「近江の茶」は滋賀県産の茶葉を使用した香り高いお茶であり、心地よい甘味が特徴だ。
その起源は約1200年前にさかのぼる。伝教大師最澄が中国から茶の実を持ち帰り、比叡山のふもとに植えたことが始まりとされ、滋賀県は日本茶発祥の地ともいわれている。
リオグランデ・ド・スル州について
リオグランデ・ド・スル州は28万1000平方キロメートルを超える面積を有し、ブラジルで9番目に大きな州。
州内は497の市町村からなり、ブラジル地理統計院(IBGE)のデータによれば、人口は1100万人を超え、ブラジル全人口のおよそ6%を占める。
開催概要
日時:9月26日(金)10時~15時
場所:ブラジル館