【大阪・関西万博】[8]母の日にブラジル館がカーネーションを配布
2025年の大阪・関西万博において、5月11日(日)「母の日」にあわせ、来館した母親たちに感謝の気持ちを伝える特別な催しが行われる。
日本では、母への敬意と感謝の印として、カーネーションの花を送る。
大阪・関西万博のブラジル館、アデマール・スカリンスキ・ジュニオル館長は
「日々の献身に心からの敬意を込めて、ささやかながら感謝の気持ちを伝えたいと思います。家族連れの来館者が多い中で、皆さまの笑顔に触れることが私たちの大きな喜びです」と話します。
ブラジル館の展示構成
ブラジル館は2つの展示棟で構成され、総面積は約1,000平方メートル。
第1展示棟では、自然と人類の多様性を表現する巨大インフレータブル作品(空気注入型オブジェ)が展示されている。
その中には母親の力強さを象徴する作品も含まれており、展示は「存在する」「異なる」「合流する」「消え去る」「再び存在する」という5つのアクト(場面)を通じて、人間の在り方と持続可能な未来について考察を促す構成となっていることから、感性と感動を大切にするブラジル館の体験型展示の一環として、カーネーションを配布するイベントを催すこととなった。
母の日の由来
母の日は20世紀初頭のアメリカで生まれたとされている。
平和活動家のアンナ・ジャービス氏が、母親への敬意と追悼の思いを込めて行った活動をきっかけに、1914年に米国で公式に制定された。
ブラジルでは1932年、政府によって公式な記念日として導入されている。
イベント情報

Photo:chay tessari
日 時:2025年5月11日(日)
時 間:12:15時〜13時(なくなり次第終了)
場 所:大坂万博 ブラジルパビリオン
参加費:無料(100本限定)
ApexBrasil(ブラジル貿易投資振興庁)
2025年大阪・関西万博のブラジル館を担当するApexBrasil(ブラジル貿易投資振興庁)は、ブラジルの製品やサービスの海外展開を支援し、戦略的分野への外国投資を誘致することを目的とした政府機関です。
同庁は、商談ミッション、ビジネスマッチング、国際見本市への参加支援、外国バイヤーや有識者のブラジル産業視察など、多様なプロモーション活動を行っています。また、戦略的分野への外国直接投資(FDI)誘致にも取り組んでいます。
2024年、ApexBrasilは過去最多の20,596社のブラジル企業を支援し、そのうち54%は中小企業でした。
支援を受けた企業のうち4,678社が輸出を行い、その総額は1,415億米ドルに達し、ブラジル全体の輸出額の42%を占めました。
Expo 2025 Osaka・ブラジルパビリオンで、未来への“出会い”と“気づき”がきっと見つかります。
会場:夢洲・ブラジルパビリオン
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