【大阪・関西万博】[38]「展示」アマゾン:生きた遺産、共有された未来のための保全
ブラジル館でアマゾンの重要性に関するイベントを開催
ブラジル貿易投資振興庁(ApexBrasil)が運営するブラジル館は、9月29日から10月1日まで、アマゾンおよび持続可能性の重要性をテーマとした展示を一般向けに開催する。
本イベントは、ラテンアメリカ・カリブ開発銀行(CAF)の主催によるものである。
没入型展示で「アマゾン:生きた遺産、共有された未来のための保全」を紹介
展示テーマは「アマゾン:生きた遺産、共有された未来のための保全」
没入型の映像体験を通じて、アマゾンの生態系が地域的および地球規模の持続可能性に果たす重要な役割を強調するプレゼンテーションが行われる。
参加者は、環境保全、水資源の持続可能な管理、グリーンファイナンス、そしてCOP30の議題に向けたブラジルとラテンアメリカ・カリブ開発銀行(CAF)の共同の取り組みを知ることになるだろう。
日程:9月29日〜10月1日
時間:10時〜19時
場所:ブラジル館 多目的ルーム
COP30に向けたセミナーも開催
9月30日には、2025年11月にブラジルで開催されるCOP30に焦点を当て、自然保護やグリーンファイナンスの取り組みについて議論するセミナーも。
プログラムは以下の通りである
15:00 開始
15:15 開会挨拶(ブラジル館館長 パブロ・リラ氏)
15:25 アマゾンに関するビデオ上映
15:30 COP30に焦点を当てた自然保護およびグリーンファイナンスの取り組み紹介
講演者:イグナシオ・ロレンソ氏(ラテンアメリカ・カリブ開発銀行(CAF) 生物多様性・気候技術 顧問局長)
15:50 質疑応答
16:00 閉会
ラテンアメリカ・カリブ地域が担う地球規模の役割
気候変動や食料安全保障、持続可能な経済への移行など、世界が直面する地球規模の緊急課題において、ラテンアメリカとカリブ地域は大きな貢献を果たすことができる
地球上の生物多様性の60%以上を有し、豊かな食と文化の伝統、そして革新と協力の精神を持つこの地域は、未来の社会づくりにおいて主導的な役割を果たすことが可能である
EXPO 2025 大阪・関西万博では、ラテンアメリカ・カリブ開発銀行(CAF)が、スペイン館、ブラジル館、ポルトガル館、コロンビア館、ペルー館と連携し、持続可能性、イノベーション、文化、国際協力に関する没入型体験や質の高いプレゼンテーションを披露する
この世界的な舞台は、地域の戦略的価値を示し、より強固な国際的連携を築き、多くの人々の生活を向上させる解決策を共有するまたとない機会である
ラテンアメリカ・カリブ開発銀行(CAF)は、ラテンアメリカおよびカリブ諸国の支援に尽力する開発銀行である
24の加盟国と民間企業、金融機関を顧客とし、地域の発展を支えている
COP30とは
COP30は「気候変動に関する国連会議(締約国会議)」の第30回目の会合であり、世界各国の指導者、科学者、NGO、市民社会の代表が一堂に会し、気候変動対策を議論する国際会議である
このテーマにおいて、世界で最も重要なイベントの一つとされている
COP30は2025年11月、ブラジル・パラ州ベレン市で開催される