【イベントレポート】ブラジリアンデー2025愛知9月6日(土)1日目


ブラジリアンデー2025愛知。
9月6日(土)1日目は朝から快晴。
最高気温33度とまだまだ暑さが身にしみる気候だが、
川を抜ける風は心地よい。

ブラジリアンデーといえば、メインとも言えるステージでのショー。
なんといっても安定の音響システムは魅力的だ。
屋外のイベントと思えない音のシャワーを確保できるボリュームと
緻密なPAバランスで、ステージ前の一体感を生み出している。
初日の今日はダンスあり、サッカー選手の登壇ありと、音楽以外のイベントも充実していた。

SKY JUMP(Dança)


ブラジリアンデー1日目ステージで盛り上がりをみせるダンス!
ブラジルのヒット曲に合わせて踊る姿は、客数でも踊る姿が。

サッカー選手を夢見る少年少女もステージへ

名古屋グランパスのマテウス カストロ選手が登壇。
そして最長連続ボールリフティング ギネス世界記録保持者
ラケル・フリースタイルさんのリフティングを披露するなど
サッカーを志す子どもたちとの触れ合いの一幕も見られ、和やかな一幕も見られた。

ラケル・フリースタイルさんは日系ブラジル人であり、練習を始めた頃は女性のリフティングは珍しいと言われていたようだ。
なんとかスキルとして習得したいと練習を重ねて今の10時間のリフティングのギネス記録のスキルに繋げたとのこと。
ボールが身体の一部のように吸い付くバランスの様は、魅入らされるので必見だ。
世界の観光名所で安定のリフティングを披露し、性別に縛られないスキルの可能性を自身のInstagramから発信している。
彼女は「リフティングを始めた頃は失敗も多かったが、堅実に練習を重ねたことで今の結果があるので、今できないことを憂いに思うのではなく続けてみて欲しい」と語る。

ブラジル音楽

Cris Maisatto(MPB/BOSSA NOVA)

MPBやBossa Novaを中心に披露するのはCris Maisatto。
安定した歌唱力でステージを牽引する彼女が
Djavan(ジャヴァン)のOceano(オセアーノ)をカバーすると、会場から一緒に口ずさむという一面がみられた。

John Santos(Pagode)


すっかり陽が落ちて、ライトアップされたステージに立つのはJohn SantosのPagodeグループ。
「Nosso Primeiro Beijo」(ノッソ プリメイロ ベジョ) – Gloria Groove(グロリア・グルーヴ)をはじめ、安定の歌唱力を披露。
客席は踊りながら楽しめる屋外と思えない一体感が。

Campos Novos e Paulista(Sertanejo)


ブラジリアンデー2025愛知1日目ステージのトリを務めるCampos Novos e Paulista
すっかり陽が落ちて、綺麗にライトアップされたステージの前では、セルタネージョ(カントリー音楽)が流れ始めると、客席ではペアになって踊り出す人が出てきた。
すっかり涼しくなり、思い思いにドリンクを楽しむ人もいれば、一緒に熱唱する人もいる。
それぞれの楽しみ方が異なりながらも、同じ空間を楽しむ姿は感慨深い。
まさに、日本とブラジルが外交関係を樹立してから130周年という節目の年を祝うということに相応しく
ブラジル人も、日本人も、それ以外の人種の人も、それぞれの楽しみ方を共有できるイベントなのだろう。

明日もみどころ満載


明日9/7(日)はブラジルの独立記念日。
この記念すべき日に開催される「ブラジリアンデー2025愛知」2日目も見所が満載だ。
1日目に引き続き、
最長連続ボールリフティング ギネス世界記録保持者、ラケル・フリースタイル(Raquel Freestyle)のショーや、
ブラジルのプロダンサーによるSambaショー、地方音楽の魅力が詰まったMaracatuや、Folcloreが広大なブラジルさながらの多種多様さを感じさせるラインナップが彩る。

そしてなんといっても目玉はAXEシンガー
サウロ・フェルナンデス(Saulo Fernandes)のステージは必見。
AXE以外にも広くレパートリーを持つサウロのステージでブラジルの独立記念日をお祝いしよう

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