カエターノとベターニアがグラミー賞を受賞

2026年2月1日、カエターノ・ヴェローゾとマリア・ベターニアは、2024年のブラジルツアーを収録したアルバム『Caetano e Bethânia Ao Vivo』で、グラミー賞のグローバル・ミュージック・アルバム・オブ・ザ・イヤー賞を獲得した。

カエターノ・ヴェローゾにとっては、グローバル・ミュージック・アルバム部門での5度目のノミネート、そして3度目の受賞となる。
1998年には自身のアルバム「Livro」で、2000年にはジョアン・ジルベルトのアルバム「João Voz e Violão」のプロデューサーとして、そして今回と、3度受賞を果たしたことになる。

一方、妹のマリア・ベターニアにとってこの受賞は初となった。

キャリア60周年を祝うこのツアーは、1978年発表のアルバム「Maria Bethânia e Caetano Veloso – Ao Vivo」とコンセプトを同じくするもので、ヴェローゾ家が60年以上にわたるキャリアの中で生み出した名曲の数々が収録されている。

ツアーはリオデジャネイロ、サンパウロ、ポルトアレグレ、サルバドール、レシフェ、フォルタレザ、クリチバなどの都市のステージを巡った。

レパートリーでは、自身のヒット曲と、ブラジル音楽に欠かせない作曲家たちの作品をカバーした楽曲を織り交ぜている。
のプロジェクトでは、「Reconvexo」、「Cajuína」、「O Quereres」、「Alegria, Alegria」などのクラシック曲に加え、ブラジル人歌手Iza(イザ)の「Fé」を新たにカバーし話題となった。

また本アルバムの最も感動的な瞬間の一つは、ガル・コスタに捧げられた追悼パートだ。
そこでは、2人にとって長年の友人であり協力者であったガル・コスタに敬意を表し、カエターノが作曲した「Baby」と「Vaca Profana」を再解釈している。
この2曲は、どれもガル・コスタの歌声によって決定的な名曲となったことを踏まえての選曲となっている。

受賞に際し、カエターノとベターニアは次のようにコメントを出している。

「グラミー賞を受賞できて、なんと光栄なことでしょう!特に、私たちと一緒にこのアルバムを完成させてくれたミュージシャンたちに感謝したいと思います。アルバムを聴いて、コンサートに来て、この物語を私たちと共有してくれたすべての人に、心から感謝します」

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