ブラジル・クラシック音楽の世界。ピアニスト清水由香の「ブラジル リオの風にのせて」

ブラジル・クラシック音楽の世界。ピアニスト清水由香の「ブラジル リオの風にのせて」
日本にいながらブラジルを感じるピアノ・リサイタルが、この冬開催される。
ブラジル・クラシック音楽に向き合った、貴重なピアノ・リサイタルが、東京都亀戸と群馬県太田市の2会場、2日間にわたって行われる。

ブラジルを形づくった作曲家たちの音楽


本公演で演奏されるのは、ブラジル音楽史を語るうえで欠かせない作曲家たちの作品。
19世紀末から20世紀初頭、リオの街角でクラシックとポピュラー音楽を横断しながら数々の名曲を生み出したエルネスト・ナザレ。
ブラジル音楽を世界的な芸術へと押し上げたエイトル・ヴィラ=ロボス。
そして、ブラジル国歌を題材に壮大な幻想曲を書き上げたL.M. ゴットシャルク。
ヨーロッパ由来の形式美と、ブラジルのリズムや感情が交錯するピアノ作品は、どれもブラジルの顔を持つ音楽だ。

演奏予定曲目

Photo:O-DAN

Ernesto Nazareth(エルネスト・ナザレ)

Odeon(オデオン)
Fon-Fon(フォン・フォン)
Apanhei-te, cavaquinho(アパニエイチ・カヴァキーニョ)
Brejeiro(ブレジェイロ)

H. Villa-Lobos(ヴィラ=ロボス)

Alma Brasileira (Choros No.5)
<ブラジルの魂(ショーロス第5番)>
Festa no Sertão (Ciclo Brasileiro)
<奥地の祭り(ブラジル風連作より)>

L. M. Gottschalk(L.M. ゴットシャルク)

Grande Fantasia Triunfal sobre o Hino Nacional Brasileiro
<ブラジル国歌による勝利の大幻想曲>

イベント情報

東京公演|亀戸

日時:2026年2月7日(土)
時間:開場10:30/開演11:00
会場:ライティングハウスTOKYO
(JR総武線・亀戸駅下車、亀戸天神東門前より徒歩約10分)
住所:東京都江東区亀戸3-6-26
入場:無料(先着40名)
※投げ銭方式。封筒をお配りしますので、お気持ちの金額をお入れください。
問合せ・予約:ciaomilanoconcorso@gmail.com
主催:ピアノDEトラベル
後援:一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)

群馬公演|太田

Recital de piano brasileiro|ブラジルピアノ音楽リサイタル

日時:2026年2月8日(日)
時間:開場13:30/開演14:00
会場:太田市 学習文化センター 視聴覚ホール
住所:〒373-0817 群馬県太田市飯塚町1549-2
入場:無料・予約不要(先着順)
※会場定員500名
お問い合わせ:木の家イベントkinoie@kinoie-event.com
後援:ブラジル大使館

リオの空気を、ピアノで感じる時間

Photo:O-DAN


ブラジル音楽というと、サンバやボサノヴァを思い浮かべる人も多いだろう。
しかし、その奥には、豊かなクラシック音楽の系譜がある。
清水由香が長年リオで培ってきた感覚と解釈によって紡がれる
ブラジルの息遣いを、私たちに届けてくれる。
入場無料で開かれる、ブラジル・クラシック音楽への扉。
この機会にぜひ、ピアノが描くリオの風景に触れてほしい。

都内で追加イベント決定!

Musica ao vivo ~ 清水由香

日時:2月1日(日)13:00Open 14:00Start
場所:Toca de Aparecida
出演:清水由香
Charge:2000円+Order

アーティスト情報


清水由香(ピアノ)

埼玉県生まれ。1995年、国立音楽大学(東京)に入学。
ブラジル音楽への深い関心から1997年に渡し、クララ・ベルナー、モルデハイ・シモニの両氏に師事。
2001年、マリア・テレザ・ソアレス教授の指導のもと、ブラジル音楽院(Conservatorio Brasileiro de Musica)を卒業

国内主要コンクールにおいて数々の賞を受賞。ブラジルの主要ホールにてリサイタルを開催し、ソリストとしての活動を中心に、室内楽にも積極的に取り組む。リオデジャネイロやサンパウロを中心に演奏し、オランダ、アメリカで
の公演経験も持つ。近年もたびたび来日し、ソロまたはゲストを迎えたリサイタルを行い、ブラジル音楽の魅力を伝えている。

2006年、エルネスト・ナザレ作品集『Embalada pela Brisa do Estúdio.
Rio』でCDデビュー。続くピアノ・ソロ第2作『Piano Brasil Embalada pela Brisa do Rio』では、ナザレに加え、エイトル・ヴィラニロボス、フランシスコ・ミニョーネの作品を収録。
さらに、「Duo Burajiru (デュオ・ブラジル)」および「T’Rio(トリオ)」のメンバーとして、『Tacuchian e a Viola』『Trios Brasi leiros』などのアルバムをリリース。
日本においては、活動初期よりブラジル・クラシック音楽の紹介に力を注ぐ。2003年、村方千之(日本ヴィラ=ロボス協会創設者)の企画によるコンサート「ブラジルの郷愁と情熱と神秘」に出演。
2017年には名古屋・宗次ホールおよび駐日ブラジル大使館にて開催された「ヴィラーロボス生誕130年記念ー村方千之と日本ヴィラーロボス協会の歴史」において、クロージング・リサイタルを行う。
直近の東京公演は2025年4月、チェリストの山田真吾をゲストに迎えて演奏を行なった。

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