2026年2月17日開催、ギターの系譜 Vol.4「東洋〜西洋〜インディオ」 バロックからフォルクローレ、現代へ


ギターの系譜 Vol.4「東洋〜西洋〜インディオ」
バロックからフォルクローレ、そして現代へ
時代と大陸を越えて変容してきたギターの歩みを、実際の演奏によって聴き解くコンサートが、2026年2月17日(火)すみだトリフォニーホール 小ホールにて開催される。

時代を表現する三人の表現者

15〜17世紀:バロックギター

演奏:マルコ・メローニ(Marco Meloni)

ルネサンスからバロック期にかけてのギター音楽は、宮廷文化と宗教、そして民衆の間を行き交いながら洗練されていった。
イタリア・サルディーニャ出身のマルコ・メローニは、古楽とギターの両領域で世界的に、名高い存在だ。

幼少期よりギタリストの父に学び、音楽家が集う稀有な環境で育った彼は、1980年にフランスの国際ギターコンクールで優勝。
現在も世界各国の古楽・ギターフェスティバルに招かれ、演奏とマスタークラスを行っている。

18〜20世紀:フォルクローレギター

演奏:フアン・ファルー(Juan Falú)

ギターが南米に渡り、土着文化と交わったとき、そこから生まれたのがフォルクローレだ。
フアン・ファルーは、アルゼンチンを代表するフォルクローレ・ギタリストであり、作家、教育者でもある。

祖父は伝説的ギタリスト、エドゥアルド・ファルー。
16歳でコンクールに優勝し、1976年の軍政時代にはブラジルへ亡命。
帰国後はクラシックとフォルクローレを架橋する存在として、教育・演奏の両面で活躍してきた。

現代:クラシックギターの現在地

演奏:マルコ・ペレイラ(Marco Pereira)

この壮大な系譜を、現代へと結びつけるのが、ブラジル・サンパウロ出身のマルコ・ペレイラだ。

パリ・ソルボンヌ大学で音楽学を修め、クラシックを基盤にしながら、ジャズやラテン音楽を自在に取り込んだ独自のスタイルを確立。
サンバ、ショーロ、バイヨン、マラカトゥ、フレヴォなど
ブラジルの多彩なリズムを、ギター一本で描き切る演奏と教育法には定評がある。

演奏でたどる歴史

この公演は、単なる名手たちの競演ではない。
ギターという楽器が、世界史と文化交流の中でどう変化してきたのかを、音で体感することができる貴重な機会だ。

時代も国境も超え、
一本のギターが語り継いできた物語に、耳を澄ませてほしい。

開催概要

ギターの系譜 Vol.4「東洋〜西洋〜インディオ」

日時:2026年2月17日(火)
開場 18:30 / 開演 19:00
会場:すみだトリフォニーホール 小ホール
出演:
マルコ・メローニ
フアン・ファルー
マルコ・ペレイラ
主催:イーストエンド国際ギターフェスティバル

チケット販売:https://teket.jp/11211/62419

学生料金あり、音楽史を生で学ぶ夜

この公演には、学生料金が用意されている。
通常料金5,000円(自由席)に対し、学生は2,000円(自由席)。
ギターの歴史を「教科書」ではなく、「生の音」で体験できる機会として、これほど開かれた価格設定は貴重だ。
世界的ギタリスト3名による、バロックからフォルクローレ、現代までの音楽史を一夜で聴ける公演でギターの生きた歴史を体感して欲しい

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