【大阪・関西万博】ブラジルパビリオン開館<その3>

ApexBrasil

大阪・夢洲、2025年4月14日-ついに開幕した2025年大阪・関西万博。
その中でも一際異彩を放っている、ブラジルパビリオン。
開会式の14日、ブラジル館へは日本に住むブラジル人の子どもたちも訪れました。

アート心にあふれた展示の数々

訪れた子どもたちは大阪に拠点を置く支援団体「プロジェクト・コンストルイル・アルテル(Projeto Construir Artel)」に参加する生徒たちです。
「子どもたちがブラジル文化に触れるとてもよい機会でした。ブラジル館はアート心にあふれ、世界の改革は祝祭を通じてできるというメッセージを伝えます」と、ApexBrasilの国際博覧会・特別プロジェクト担当のマリア・ルイザ・クラヴォ・ウィッテンベルグ理事は語ります。

「ブラジル館は期待を超える素晴らしいものでした。子どもたちはこのような大規模なイベントに参加するのは初めてで、パランゴロモスが大好評でした」と、
団体のコーディネーターを務める田中ルジア氏は話しました。

パランゴロモス(Parangoromos)を体験

8人の子どもたちが約20人のボランティアに付き添われてブラジル館を訪問し、ブラジル人アーティストの作品が描かれたポンチョ「パランゴロモス(Parangoromos)」を楽しみました。
「パランゴロモス」は、ブラジルの芸術家エリオ・オイチシカによる動きと変容を象徴するパフォーマンス衣装「パランゴレ(Parangolé)」と、日本の伝統衣装である軽やかさと精神性を表す「羽衣」を組み合わせた造語です。

プロジェクト・コンストルイル・アルテル

ルジア氏によると、プロジェクト・コンストルイル・アルテルの活動は土曜日に行われ、子どもたちは継承語としてのポルトガル語を学び、また日本語の補習をします。
土曜日のお昼には子ども食堂が開催されるので、ランチを食べることもできます。
参加するのは大阪の日本の学校に在籍する6歳から13歳までの生徒たちです。
同団体は17年間にわたり活動を続けており、現在は20校以上から15~20人の生徒を受け入れています。

ブラジルのフォークダンス「クアドリーリャ」の披露

子どもたちは4月21日(月)にも再びブラジル館を訪問予定で、招待されて日本のラジオ体操のデモンストレーションに出演します。
「その日は、パランゴロモスを着てクアドリーリャ(ブラジルのフォークダンス)を踊ります」とルジア氏は話しました。
パフォーマンスは万博会場内のEXPOアリーナで行われる予定です。

ApexBrasilについて


2025年大阪・関西万博のブラジル館を担当するブラジル貿易投資振興庁(ApexBrasil)は、ブラジルの製品・サービスの海外市場への展開および、戦略的な分野における外国直接投資(FDI)の誘致を推進しています。

同庁は、海外市場への商業ミッション、商談会、国際見本市への出展支援、外国バイヤーやメディア関係者の訪問受け入れなど、様々なプロモーション活動を行っています。これらの活動はすべて、ブラジルブランドの強化を目指しています。
また、ApexBrasilは戦略的分野に特化したFDI誘致の取り組みも統括しています。

2024年には、ApexBrasilは過去最多となる20,596社のブラジル企業を支援しました。
そのうち54%が中小企業で、支援を受けた企業のうち4,678社が輸出を行い、輸出総額は1,415億米ドルに達しました。
これは、2024年のブラジル全体の輸出額の42%を占めています。

Expo 2025 Osaka・ブラジルパビリオンで、未来への“出会い”と“気づき”がきっと見つかります。

会場:夢洲・ブラジルパビリオン
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